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■ クリニックニュース
須藤内科クリニックでは「クリニックニュース」を発行しています。
 29年8~9月号     29年6~7月号   29年3~4月号 
 <29年8~9月号>
 *8月から外来診療体制が変わります*
 水曜日の外来は院長(小林先生お休み)
 木曜日の外来は小林副院長(院長お休み


☆真夏から秋にかけての花粉症
 イネ科の稲花粉の飛散が8月上旬から中旬に、ヨモギ、ブタクサ花粉は8月下旬から飛散し、9月10日頃がピークです。

☆平均寿命と健康寿命―2015年
 全国の平均寿命は83.2才、健康寿命は73.9才でした。
 本県の平均寿命は82.4才(全国43位)、健康寿命は73.2才とそれぞれ0.8才、0.7才と全国平均を少し下回りました。
 健康寿命は「健康上の問題がなく生活できる期間」です。平均寿命と健康寿命の差は9.2年でした。
 (岩手日報2017/7/21)
 生活習慣病、肥満、ロコモティブ症候群(骨、関節、筋肉などの運動器の働きが低下し、要介護や寝たきりになる危険が高い状態)の予防と対策に取組み、元気に「長生き」しましょう。


☆スマホ睡眠障害
 最近、発光ダイオード(LED)の発するブルーライトによって悪化する睡眠・覚醒障害が中高校生に多くなっています。
 無理に起床して、頭痛、眠気、倦怠感などの身体不調が出現し、不登校・欠勤など社会不適合もあらわれます。
 消灯後の携帯電話の使用が睡眠時間の短福、不眠症を起こしてきますので、就寝2時間前から携帯を中止しましょう。
      (藤田保健衛生大学北島剛司。日経メディカルカル2017.7)


☆細菌性食中毒は6~9月の高温多湿期に多く発生
食中毒予防の3原則
  1.細菌を付けない:手、器具、食材を洗う、器具の使い分け
  2.細菌を増やさない:冷蔵保存し、早く食べる
  3.細菌を殺す:食品の加熱、器具の消毒


☆熱中症
 熱中症は高温多湿な環境下において、体温の調節機能が破綻すると発症します。しかし、高齢者は屋内でも脱水や暑さに気づかず、熱中症になる場合があります。
 熱中症の発症に影響するのは、睡眠不足、体調不良、飲酒(深酒)、欠食、発熱、下痢・脱水などがあります。
 熱中症の初期症状に気をつけて、早めに対応しましょう。症状には、めまい、立ちくらみ、こむらがえり、発汗、頭痛、吐き気、意識障害などがあります。

☆簡易無呼吸検査(LS120S
 いびき、昼間の眠気、居眠り運転、宴会や会議での居眠りなどが気になる方は、簡易無呼吸検査を受けてみましょう。自宅で一晩器具をつけて、翌日届けていただき、数日でご報告いたします。

☆当院の関節エコー検査
 関節エコーは、関節リウマチの関節の肥厚や関節内の炎症の程度を観察することができます。
 リウマチの診断や活動性をみる有力な検査です。
☆お薬手帳を必ず持って受診しましょう!
1)病気は悪化したり、合併症をおこしたりしますので、それまでの薬の内容を知ることが必要です。
2)複数の医療機関の薬と重複を避けるため。


・・・スギ花粉舌下免疫療法・・・・
スギ花粉が飛散開始する3か月前から可能です。しかしぎりぎりより9~11月位からゆとりを持って始めましょう。
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 <29年6~7月号>
 ☆スギからシラカバ、さらにイネ科花粉飛散に
 シラカバ花粉の盛岡での最高飛散日は5月中旬で、終息に向かっています。
 カモガヤなどのイネ科花粉は5月から6月に飛散し、最高飛散日は6月上旬です。なお稲(米)花粉の飛散は8月上~中旬です。


☆T2T 関節リウマチの目標達成に向けた治療
 臨床的寛解を目標に治療します。疾患活動性(病気の勢い、関節の炎症)は①医師による関節の評価、②患者さん自身の評価、③全般的評価、④CRP、血沈から判定します。治療は関節の炎症をいかに抑えるかです。そのために病勢に合わせた適切な薬を使用し、効果をみて検討していきます。基本はメトトレキサート内服です。炎症が強い時には生物製剤を使用します。
☆非アルコール性脂肪肝/非アルコール性脂肪肝炎とは
 よく効く薬物治療は有りません。基本は生活習慣の改善(運動、栄養療法)、合併症の治療(糖尿病、高血圧、高脂血症など)です。
  高脂血症のある方はビタミンE(ユベラ)が良いと言われています。
 肝脂肪化は3-5%の体重減少で改善、肝線維化の改善には10%以上の体重減少が必要です。(日本医事新報No4849.2017.4.1.27~)


☆肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスPPV23)の予防効果
 高齢者(65歳以上)の予防効果は27.4%でした。予防効果は高いものではないが、年間40万人が肺炎球菌肺炎を発症していることから、定期接種は意義があるといえます。
 (森本浩之輔:Medical Tribune 2017.3.2)

☆ニキビに漢方薬
 ニキビの治療は抗生剤の内服が投与されます。しかし中止すると再発します。そのとき黄連解毒湯の長期投与が有用です。体力のある青年期の患者さんに長期服用可能です。
 (日本医事新報No4855.2017.5.13)

☆転倒予防と薬物療法
 厚生労働省の調査で、平均寿命と健康寿命の差は、男性9年、女性12.4年で、女性は人生の1/7を要介護で過ごしています。その一つが骨折転倒です。
 大腿骨頚部骨折の3/4は立った高さからの転倒です。大腿骨頸部骨折と脊椎骨折は寝たきりになることが多く、死亡リスクが高いです。
 骨折の予防に骨粗鬆症の薬が重要です。カルシウム薬とビスホスホネート製薬の併用が有用です。
 中高齢者の運動療法は通常の歩行が推奨されます。
 (藤井芳夫:日本医事新報No4850.2017.4.8)


☆味覚障害―亜鉛欠乏症は
 亜鉛が欠乏すると味覚障害、食欲不振、舌の痛み、口のざらざら感、嗅覚障害などが現れます。検査は血清亜鉛値測定です。治療は亜鉛含有胃潰瘍治療薬プロマックです。
 (倉澤隆平:日本医事新報No4858.5.20)


☆急性上気道炎から急性~長引く咳嗽について
 長引く咳嗽の原因にはマイコプラズマ、百日咳などの感染性咳嗽があります。また副鼻腔炎もあります。
 5~6月は、昼夜の温度差による鼻炎症状の悪化、シラカバ、イネ科花粉による悪化もあります。鼻づまりから口呼吸になり、気道が乾燥し、咳発作になります。


☆変形性膝関節症治療指針から
 治療に強く推奨:経口鎮痛剤、推奨:アセトアミノフェン、カロナール、関節内ヒアルロンサン注射、推奨しない:グルコサミン、コンドロイチン内服  (ガイドラインより)
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 <29年3~4月号>
 スギ花粉症の今年の特徴:予想飛散数3500個
昨年の70%です。2013と同じ位ですので比較してみました。
  飛散数  50個以上飛散期間(飛散日数)    最高飛散日
昨年   7000  3/13-4/13(25日)   3/22
2013  3700  3/17-4/24(20日)   4/5
最高飛散日が早くなっていますので、すぐ治療を開始して。

☆スギからシラカバ、さらにイネ科花粉飛散に
 スギ花粉の飛散が終わっても鼻炎症状の続く方はシラカバ、さらにイネ科花粉症が考えられます。続けて治療しましょう。
 シラカバ花粉の盛岡での飛散期間は4月中旬~6月上旬です。最高飛散日は5月中旬です。カモガヤなどのイネ科花粉は5月から6月です。

☆喘息発作が無いのに、いつまで治療を続けなければいけないのですか?
 薬物療法の中止方法に関する基準は現在ありません。症状が無いのにいつまで続けるのか、疑問をお持ちの方も多いと思います。
 1回か2回の来院で良くなり、1年ぶり位に発作を起こしてくる方もあります。好酸球性気道炎症の目安である呼気中一酸化窒素濃度(呼気NO)が高値ならば治療の継続を、低値ならば薬を減量します。
 長期間治療して1~2年発作が無く、呼気NOも低値ならば減量して中止にもっていきます。


☆最近の喫煙率は
 国民の喫煙率は男性29.7%、女性9.7%(日本たばこ産業より)
 医師喫煙率 男性10,9%、女性2.4%(日本医師会より)
 喫煙率は段々低下しています。

☆高齢者の定義「75才以上に」老年以学会が提言
 75歳以上:高齢者
 65~74才:准高齢者 90才以上:超高齢者
 

☆健康を害さない飲酒ルール(再掲)
 日本人の適量は1日23g:ビール大ビン1本、日本酒1合、ワイングラス2杯です。週に2日以上の休肝日を。
 男性の飲酒量による「がん」になるリスクは日本酒2合(適量の2倍)で1.4倍、2合以上で1.6倍、食道がんは4.6倍です。さらに喫煙でリスクが著しく上がります。(日本経済新聞)


☆ハチ刺されによるアナフィラキシーショック
 過去にハチに刺され、再度刺されると、30分以内にショックを起こすことがあります。ハチに刺されてから4週間以後に、ハチの特異的抗体を血液検査します。ハチの抗体が微量でも陽性ならば次に刺された時にショックを起こす可能性があります。陽性の場合にはエピネフリン注射(エピペン注を携帯し、ハチに刺されたら直ちに自己注射するとショックを防げます。

☆エチゾラム(デパス)の投与制限
 この系統の薬は転倒、骨折のリスクを増大させます。認知症発症が高まり、知能機能低下が高まります。高齢者は控えるべきで、切り替えは他の薬との併用から段々始めます。

☆喘息の液性の吸入ステロイド薬の鼻からの呼出法 
 口から吸入後、鼻からはき出すと鼻や副鼻腔に効果があるとの文献があります。
 (小林良樹、友田幸一 関西医大 日医新4753.55.2015.5.30)

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